NTT東西電報比較 海外対応
海外対応と一口に言っても、二通りのパターンがありますよね。
一つは、「国内から海外へ送る」パターン、もう一つは「海外から国内へ送る」パターンです。
【国内から海外へ電報を送る場合】
ここで選べる業者はKDDIエボルバ『でんぽっぽ』一択と言わざるを得ません。
『でんぽっぽ』の説明は後述するとして、そもそもどうしてそんなに少ないのか?そう思われる方もいらっしゃると思いますが、理由は単純で、電報はあくまでメールではなくて、印刷として届きます。その輸送経路を持っているかどうかだけの問題です。
KDDIがどのような物流経路なのかは分かりませんが、やはり海外へ電報を届けるというのはそれだけ難しいことで、この分野ではKDDIエボルバ『でんぽっぽ』がオンリーワンと言えるでしょう。他にも『電報屋のエクスメール』というサービスもあるにはあるのですが、やはり安心感からも『でんぽっぽ』をお勧めします。
【海外から国内へ電報を送る場合】
これについては、国内の配達になりますのでほとんどの電報サービスで対応できます。
元々のネット電報の利点はクレジットカード決算ができることなので、アメリカで申込みをしようと、フランスで申し込みをしようと発注と決算は成立しますので、申し込み内容に応じて国内配送するだけです。
老舗のヒューモニー『VERY CARD』を筆頭にネット電報であれば、国内への配達は世界中どこから申し込まれても対応が可能です。しかし、できない会社が1社だけあります。NTTです。NTT電報『D-MAIL』のホームページトップには小さくですが「海外からのお申込みはできません。」といきなり書かれています。
NTT電報にはそれまでのNTT電話料金と一緒に請求する方法以外に、他のネット電報各社と同じクレジットカード決算もあり、当然海外での利用者はクレジットカードが使えるなら大丈夫だろうと思うのですが、なぜかインターネット上でカード番号を送れない仕組みになっています。
フリーダイヤル宛にカード番号を伝えてくれというのですが、海外からフリーダイヤルすることなどできるわけもなく、海外からは使用できないわけです。ほとんどないケースでしょうが、日本滞在時に利用者およびクレジットカード登録をしておけば海外からでも利用できるようですが、そこまでしてNTTにこだわる利用があまりないですよね。
信頼という面ではネット電報の老舗『VERY CARD』だって十分高いので、価格・スピードなど総合力の高い『VERY CARD』がお勧めです。