電報事業へ新規参入の会社

2003年に電報業への民間企業参入の自由化が許可されて以来、
大手から中小まで幅広い企業が参入し、その数200以上と言われています。

大手企業の代表としては、楽天、ソフトバンク、バンダイナムコ、アルソックなどなど。大手と一括りにしてしまいましたが、それぞれネット通販・通信・アミューズメント・警備と業界はバラバラです。

それぞれ参入の理由は様々でしょうが、各社これまでその分野で培ってきた強みを電報事業に活かせると判断したようですね。バラエティに富んでいて非常におもしろいのですが、これだけ参入が相次ぐと、これまでNTTに独占させていたのが改めてもったいなかったと思われます。

民間企業が競争をすることで、より良いサービスが生まれる訳ですから。このような大手ばかりではなく、新興企業も頑張っています。
なんといっても民間参入のパイオニアともいえるヒューモニー『VERY CARD』はネット電報の指標ともいえる存在です。

NTT電報と比較してもコスト、スピード、オリジナリティいずれにおいても上を行っています。後続企業も『VERY CARD』に追いつけ追い越せと活発に競争をしています。
いつの間にか、NTTの牙城を崩すことよりも、『VERY CARD』を中心とするネット電報会社の競争が電報市場の主流となりつつありますね。NTTもいつまでもその冠に胡坐をかいていると置いていかれてしまうと危機感をそろそろ持たないといけません。