祝電をもらったうれしい体験談2

みんなの電報体験談  |

結婚式の日。
挙式前に準備をしていると、祝電が届いてますよと式場の人がもってきてくれました。

会社の人達からの電報が多かったのですが、その中に懐かしい名前がありました。
それは、小学校時代にとても仲が良かった子からの祝電でした。その子とは学校でも授業が終わって家に帰ってからも一緒に遊んでいました。


しかし別々の中学校に進んでしまい、最初こそ手紙のやり取りをしていましたが、段々と回数が減り、疎遠になってしまいました。その頃はまだ携帯などの通信手段もなかったので、気軽に連絡をとる方法もなく、その子が今どういう生活をしているかなどまったくわからない状態でした。

そんななかで、私の結婚式に祝電を送ってきてくれました。実家が近かったので、噂を聞いたのでしょうか。全然交流もしていなかったのに、わざわざメッセージを送ってきてくれたことにすごくうれしく思いました。その子からの祝電を読んで、式が始まる前から号泣してしまった私です。
それとともに、自分が結婚するときにこうやってお祝いをしてくれる人となぜ交流を断ってしまったんだろう、結婚式に招待できなかったんだろうと後悔の念もありました。


祝電を送ってくれたことへの感謝とこれからまた交流をしていきたいとの思いを込めて、電報に書いてあった住所に手紙を送ろうと思います。

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